友人の相談から思うこと

少し前の話です。

40代の男性の知人から、

「白髪を染めるかどうか悩んでいる、どうしたら良いだろうか」

と相談を受けました。

老化に抗わずあるがままでいる方が泰然として良いのではないか、でもどんどんおじさん、おじいさんになっていくのは嫌だなと考えているようでした。

この場合の「泰然として良い」は他人の物差し、

嫌だと感じるのは自分の感情

どちらを大事に生きますかって話です。

しかもその他人は架空の存在で誰に何を言われたわけでもない。

勝手に自分で作った固定概念にがんじがらめになっているわけです。

そんな話をした後で

『外見の年齢感に違和感があるのなら、外見を内面に合わせにいけばいいと思うんですよね。』

と言ったらパーっと明るい表情になりました。

美容外科を受診する男性患者さんは増えているから『男性はこうあるべき』という固定概念は崩れてきているのかな、

と思っていました。

でも、男性患者が女性患者に比べて若年層に偏っていることから考えても、(私が勤務するいくつかのクリニックではですが)

ある一定の年齢以降の男性のマインドはさほど変わってないのかもしれません。

もちろん『こうあるべき』でフリーズするのは女性もです。

私も過去フリーズしてたことがありました。

自分を窮屈にしているのは実は自分

手離すとめちゃくちゃ楽で楽しくなる  ちなみに、前述の男性はメッシュで金髪(言い方合っているか自信ない)にしてました。SNSの弾ける笑顔に いいね!したのは言うまでもありません。

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この記事を書いた人

前原順子のアバター 前原順子 産婦人科専門医

1998年名古屋市立大学医学部卒業。産婦人科専門医。名古屋市立大学病院、公立陶生病院等で産婦人科診療に従事。2010年より前原外科・整形外科にて注入治療を始める。現在は婦人科医、注入治療医として複数のクリニックに勤務。二男一女の母。

ヒアルロン酸、ボトックスの注入治療を行なっています。注入治療により、大きく顔立ちを変えることなくお顔全体をバランスよく若返らせることができます。婦人科医として年齢サインに悩む女性の心を勇気付けたい、その方法の一つを注入治療と考えています。

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