アンチエイジング治療 どちらを先にやるか 

カウンセリングをしていて時々受ける質問の一つに

「治療の順番」

があります。

他にもやりたい治療があって、注入治療とどちらを先にやるのが良いかという質問です。

他の治療とは、

肌育治療やHIFUやRFなどのデバイス治療、糸など。 

どちらもやった方が良いことは分かるけど、

より効率的にキレイになるには

どっちを先にやったらいいの?

という疑問です。

答えは

アンチエイジング(若返り)を目的とした場合は
注入治療を先にやるのがおススメです。

その理由は

顔のエイジング(老化)の一番大きな原因は骨や脂肪のボリュームロスだから。

顔を老けさせている要因の中で一番大きいものをまずやっつければしっかり効果を感じることができるということです。

肌育治療で肌の張りを良くしていくと勿論お顔は良い方向に向かいますが、注入治療でボリュームロスを改善させることに比べると若返りの効果は小さいです。

注入治療でリフトアップした後に肌育治療で張りを出していくのは、最初の一歩で大きく前進し二歩目でまたさらに前進するという感じ。

逆に肌育治療が先だと一歩目が小さく二歩目で大きく前進です。

ボリュームロスが未治療でテンションがかかっていない肌への治療は若返ったというインパクトとしては小さい、その後注入治療を正しく行えば肌育治療が生きてくるという感じになります。

結果的にはどちらが先でも若返りますが、最初の一歩が大きいか小さいかです。
そのため一歩目で効果を感じたいなら注入治療が先がオススメです。

デバイス治療や糸もまた同様です。

どちらもボリュームロスという老化の主たる原因を改善するものではありません。

注入治療でボリュームロスを改善しリフトアップさせてから必要に応じて行うことで効率的に若返ることができます。

そして結果的にはどちらが先でも若返ります。

大事なことは

年齢を重ねればボリュームロスは絶対あり、
それを改善させるには注入治療が必要で
デバイスや肌育で取って代わることはできないということです。

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この記事を書いた人

前原順子のアバター 前原順子 産婦人科専門医

1998年名古屋市立大学医学部卒業。産婦人科専門医。名古屋市立大学病院、公立陶生病院等で産婦人科診療に従事。2010年より前原外科・整形外科にて注入治療を始める。現在は婦人科医、注入治療医として複数のクリニックに勤務。二男一女の母。

ヒアルロン酸、ボトックスの注入治療を行なっています。注入治療により、大きく顔立ちを変えることなくお顔全体をバランスよく若返らせることができます。婦人科医として年齢サインに悩む女性の心を勇気付けたい、その方法の一つを注入治療と考えています。

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