整形外科

鎖骨骨折

概要

原因として多いのは、転倒や転落によって肩の外側を打撲することがほとんどですが、直接鎖骨を打撲することでも受傷する場合があります。

症状

肩の痛みや、鎖骨周囲の腫れや痛みが現れます。また、腕を上げられないという症状がある場合には鎖骨骨折が疑われます。交通事故などの大きな衝撃を受けた場合には、骨折に伴う神経の損傷により、手や指がしびれる、力が入りにくいという症状が出ることもあります。

保存療法

鎖骨骨折では、鎖骨が短くなってしまい骨折部の先端同士が重なるようにしてずれてしまいます。その為、患者に背筋を伸ばして胸を張ってもらい、鎖骨バンドをつけることで、ズレの予防、または、短くなっている骨折部のズレを元に戻す必要があります。

手術療法

骨折の程度が大きく、保存療法が難しい場合はプレートやワイヤーを使った固定術などを行います。

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