整形外科

脛骨疲労骨折・シンスプリント

概要

脛骨疲労骨折は脛(すね)の内側や外側に痛みが生じやすいです。ランナーに多いシンスプリントと脛骨疲労骨折は関連性があり、シンスプリントは骨膜・筋膜の問題(骨膜炎・筋膜炎)であり、繰り返される外力が骨膜から髄腔内に広がると脛骨疲労骨折となります。陸上のトラック競技をはじめ、走る競技やその練習中に起こることが多いです。

症状

ランニングやダッシュ、またジャンプ動作で痛みがでます。痛みの出る場所を押さえると強い痛みがあることが多いです。

治療

疲労骨折の診断の場合、直ちに練習を中止し安静指導を行います。状態によって安静時期は変化します。安静時期を過ぎれば少しずつ練習に参加していきます。リハビリテーションとして安静の時期に、足部や膝関節及び股関節周囲の筋力低下を起こさないようにトレーニングを実施し、時期によってスポーツ・ランニングフォームのチェックやインソールの検討を行います。

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