アキレス腱炎
概要
アキレス腱とはふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)を踵に付着させる腱のことで、人体最大の腱です。長距離ランナーやジャンプ競技選手に多く発症しますが、ランニングを始めて間もない中高年に発症することもあります。発症の平均年齢(40〜50歳代)は肉離れより高く、加齢による腱の変性も関与しています。
![アキレス腱炎の写真](https://risei-kai.or.jp/maehara-seikeigeka/wp-content/uploads/2021/04/ba5b9c7064868695af06626c327f8410.jpeg)
症状
急性期ではアキレス腱周囲の腫れや熱を伴います。運動の始めや運動後にアキレス腱またはその付着部に痛みが生じます。歩行や爪先立ちで痛みが生じやすくなることが多いです。
治療
リハビリテーションやインソールによってアキレス腱への負荷を軽減します。