美容形成外科

cosmetology

ワキガ・多汗症

ワキガ・多汗症

ワキの臭いはデリケートなため、なかなか人から指摘してもらえることがありません。自分で気になっている方は、臭いが強いかもしれません。わきがや多汗症のせいで、まわりから避けられたり、自分でも人と近くで接するのが恐くなってしますこともあります。

わきが・多汗症

デオドラント注射(ボトックス注射)

施術のポイント

注射1本の気軽さで、傷跡も残さないのがボトックス注射の大きなメリットです。軽度の方であれば、注射を数回繰り返せば、半永久的に汗やニオイが気にならなくなっていきます。

デオドラント注射(ボトックス注射)

「メスを使わないワキガ・多汗症治療」として人気なのが、ボトックス注射法です。ニオイのもととなるアポクリン汗腺や汗のもととなるエクリン汗腺の働きを衰えさせる効果のあるボツリヌストキシンを注射し、ニオイと汗量を軽減させる治療です。ワキに注射を打つだけなので施術時間が10分程度と短いのも特徴です。効果は、半年程持続します。軽度の方であれば、ボトックス注射だけで十分な効果が出るので、夏の間だけなど期間限定でニオイと汗を抑えたい方にオススメ。また、繰り返し注射を行うことでアポクリン汗腺とエクリン汗腺が徐々に萎縮し、持続期間が長くなったり、効果が倍増していきます。

施術の注意点

  • 注入当日は、あまり触らないようにしてください。針穴より感染する危険性があります。
  • 注射部位の痛み、炎症、赤み、腫れが起こる事があります。
  • 注入結果や腫れのひきかたは個人差があります。
  • すべての美容施術には限界があります。患者様のご期待を100%保証するものではありません。

クイック法(吸引法)

施術のポイント

1cm程度の吸引カニューレを挿入する穴だけを確保し、臭いの原因を取り除いていきます。軽度の方であればクイック法でほとんど改善され、傷跡もほとんど目立ちません。

クイック法(吸引法)

汗をかいたときや、その日の体調によってニオイが気になるという方で、制汗剤である程度カバーできている軽度わきがの方に適しているのがクイック法です。施術は、ワキの下の皮膚を5mm〜1cm切開し、カニューレ(吸引するための細い管)を挿入して汗腺を取り除く治療です。切開法に比べると傷口が小さくダウンタイムが短く傷も目立ちにくいのが特徴です。ニオイの原因を100%取り除くことは難しいですが、これまでよりもアポクリン汗腺が減るため、ニオイ軽減の効果は確実に現れます。

施術の注意点

  • 汗腺が真皮の中にもあるため、吸引法では完全に取り除くことはできず、一般的にワキガ治療の効果としては30%程度のにおいの減少であると言われている。
  • アポクリン線の取り残しがあれば、再発するリスクもある。
  • 局所麻酔を使用するので麻酔によるショック症状が起きる場合がある。
  • 処置した箇所を固定しているので、3~4日ほど腕を高く上げたり、重いものを持たないようにする必要がある。
  • 創部の痛み、腫れ、内出血が1週間ほど続く可能性がある。

剪除法

施術のポイント

剪除法は、アポクリン汗腺をしっかりと目で確認しながら除去する手術法です。ワキの皮膚シワに沿ってを3~4cm切開しアポクリン汗腺をできる限り除去しますので、効果が確実に現れます。

剪除法

ニオイのもととなるアポクリン汗腺、汗のもととなるエクリン汗腺。これらが人より多かったり大きかったりすることが、ニオイの強いわきがの原因といわれています。また、重度のわきが臭の方は、ニオイに麻痺してしまっており気がつかず、周りはすぐわかるというケースがよくあります。クイック法に比べてダウンタイムが要しますが、ニオイの原因を確実に除去していきますので、これまで周りに不快に思われていたニオイがなくなります。

施術の注意点

  • 十分な効果を得るために、皮膚が薄くなるまで手術します。そのため、手術後、手術部位が赤くなったり、色素沈着したり、皮膚が硬くなったり、部分的にかさぶたになったりします。ケロイド体質の人はケロイドになる事があります。
  • 術後わき毛はほとんど生えなくなります。
  • 術後、血圧が上がる様なことをすると、患部に血腫ができる事があります。その場合、治療期間が長くなることがあります。
  • 術後1ヶ月は、患部を触りすぎると感染する可能性がありますので、十分気をつけてください。
  • 手術の結果には個人差があります。すべての美容手術には限界があります。患者様のご期待を100%保証するものではありません。
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